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新卒の僕からしたら「稲盛流の生き方」は恐ろしい。

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生き方

生き方

 

 

 

高校の時の友人と、読書会をやろうと言う話になって、友人はお題として

稲盛和夫の『生き方』を挙げてきた。

 

稲盛塾だとか稲盛流ってのは前に週刊ダイヤモンドなんかでも取り上げられてたし、この人に興味がない訳ではなかったので、読んでみた。

 

良いことは言っている、そして、批判的な意見として宗教臭いってのがあるのもわかる。

(僕も最終章で宇宙がどうとか言い始めてやべえなこれと思った)

 

でもそんなことは実際はどうでもいい。

自己啓発本だから全てを受け入れる必要はない訳で、取捨選択してきゃいいのだしね。

 

僕が言いたいのは

著者がいうような「生き方」を僕が実践したら、碌なことがないだろう、ということだ。

 

 

物事(この本だと仕事を指す)

に打ち込んで打ち込んでとにかく頑張れば、道は開ける。

 

ってのが著者の言いたい事だけど、

14卒の僕の周りの友人たちで、出世だとか成功だとか言ってる奴ってほぼゼロに等しい。

 

皆何を言っているかと言えば、

この本から読み取れた「稲盛流*1」とは正反対の

 

「仕事と私生活のバランスを大事にしてえよなぁ」

 

という弱音のように捕われかねない想いだ。

 

いつも巷のどこかで言われているけど、

皆が残業して、家に帰って風呂入ってねて、また仕事行って、

金は貯まるかもしれないけど使う余裕がない。

そんな生活に既に飽き飽きしてる。

 

 

  • 一人のヒラが因果応報を期待していたら、いつまで待てれば帰ってくるのか

著者は最後の方で、悪い事があっても、良い事が返ってくるから我慢して頑張れ 的なことを言っている。

僕は

集団の中で、一人だけでそんな事をしていたら、返ってくるまでの体力が持たなくて、破滅してしまうんじゃないか、

それが恐ろしい。

 

稲盛流の生き方を実践します。

他人には理解されていません。←悪い事

その結果、集団からロストしました。

 

でも良い事がありました。←良い事が返ってくる。

 

それじゃ遅いんだよ! と思ってしまう。

 

冬が来た。春が来るまでの辛抱だ。じっと我慢しよう。

その間に自分の家が破壊されたら、春が来るまで辛抱する事が果たしてできるのだろうか?

なんてことを考えてしまう。

 

 

 

きっと他人に言わせれば、なんて短絡的な考えなんだ! とか悲観的すぎる! って言われるだろう。

でもこれが僕らが生きている世界での全うな生き方なんだよなぁ。

*1:ここでは経営哲学とか実践方法?とかを指さず、生き方としての稲盛流の事