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「ニンニンジャー」の西洋三大妖怪は「ゴーゴーファイブ」の三魔闘士になれたのか

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8月30日放送分のニンニンジャーで西洋三大妖怪が全員倒されて、次回から新章突入ってことになりましたね。

 

この三大妖怪、個人的には登場をもったいぶった? 割には大した役割を果たしてなくてもったいないな〜と思いました。

 

 

僕の大好きだった救急戦隊ゴーゴーファイブ

99年放送のゴーゴーファイブ。私は当時小2。

未就学児のように闘いだけに興奮するでもなく、

もう少し大人になって、「へっ、戦隊ものなんて子供騙しだぜ」と思うでもなく、

作品のメッセージ性を理解するのに丁度よい年齢だったのかもしれません。(結局僕は小6のアバレンジャーまで見てた)

 

それだけじゃなく、なんとなく思い入れがあるのが、印象的な話があったからっていうのがあるんです。

それが、

 

19話「完全なる敗北」 20話「不滅の救急魂」

ここでブログタイトルの三魔導士が出てくる訳ですが、

とにかくこの三魔導士 ジーン ゾード グール が強い。

 

どの名前がどのキャラだったか忘れてしまったんですが、

リーダー 参謀(頭脳派) 怪力 の3人衆で、ゴーゴーファイブが全然敵わないんですよ。

どのぐらい敵わないかっていうと、

18話で出てきた新武器すら効かない

 

一つ前で出てきた武器が効かない訳ないんすよ。(販促的な意味でも)

 

逆襲のVランサー ‐ ニコニコ動画:GINZA

 

なんとなーくお約束が分かりつつあった僕には衝撃的でした。

 

 

結局の所、ゴーゴーファイブは19話で叩きのめされます。

救急戦隊が救うはずの街は三魔闘士の攻撃でボロボロ、

メンバーは散り散りになり、逃げ惑う。

がれきの中だったり、水たまりの上を逃げる訳ですね。

 

リアルなヒーローの敗北を見た瞬間でした。(朝からそんなもん見せられるわけですよ)

 

 

最終的にはもちろんゴーゴーファイブが勝ちます。

(正直、どうやって立ち向かう決心を得たのか、どうやって勝ったのかは全く覚えてないのがよくないんですが)

 

 

でもどん底から一気に逆転勝利というカタルシスが非常に面白かったから、今も覚えてるんだろうなと思います。

 

 

ニンニンジャーの西洋三大妖怪も三魔闘士になれたはずなのに

ゴーゴーファイブから16年後の戦隊ヒーローも、夏になって今まで戦ってきた連中とは違うタイプを相手にしていました。

 

妖怪を相手にしてきたニンニンジャーにとって、西洋妖怪の

フランケンシュタイン ドラキュラ 狼男(怪物?)は

うわぁ、攻撃がきかない!? となってもよかったはずです。

(うろ覚えですが、鬼太郎の劇場版アニメでも日本妖怪VS西洋怪物があって、強スギィ! みたいになってましたもんね?)

 

でも結果的には三人同時に出てきたのは西洋妖怪編が始まる前の週のED直前の数十秒だけ、

その後一人ずつ出てきては各個撃破という、おもんな〜い展開に終わりました。

 

前述した、「妖怪相手の闘い方ではなぁ!!」

がクローズアップされたのはスターニンジャー・キンジの父兄の仇である狼男の回だけでした。

 

ニンニンジャーとは何なのか見つめ直すいい機会だった

ゴーゴーファイブは強敵と会って敗北を経験し、勝利する事でチームとしての個性が出たと思います。

 

 

狼男の回のテーマは仇討ちからの脱却でした。

攻撃が通用しない

スターニンジャーが5人の前から失踪する

敵に誘われる

けど打ち破る

狼男を倒した!

 

という流れを、たった一話で終わらすのはもったいなかったなあと個人的に思う訳です。

 

もっと深堀して、ニンニンジャーとしての深みを出してほしかったかなと思います。

 

 

24になろうとしている人間が未だにニチアサか!と中の人が見られたらお思いになるかもしれませんがご容赦を。